専業主婦
という言葉があります。
昔からあるような言葉ですが
高度成長期、夫婦の分業が効率的と判断され、広まった言葉のように思われます。
サラリーマン世帯の増加とともに、増えたものでしょうね。
欧州でも、1980年ごろは多かったようですが、90年代以降は共稼ぎが主流となり、専業主婦は減っているようです。
共稼ぎ礼賛のような文言で、恐縮ですが。どう見ても、現在あるいは未来の日本において、高度成長があるとは思われません。
ある意味、日本が戦後の一時期、モノ作りで世界を制覇したのは確かです。
しかし一度世界制覇した中小国が、再度世界制覇した例はほとんどないそうです。
ギリシャ、イタリア、スペイン、ポルトガル、フランス、ドイツ、英国。。。どの国も二度目はないでしょ。
日本も現状の停滞が常態化すると考えるのが、自然です。
つまり成長期のこだわりを捨て、新しい家族や世帯の在り方を考えましょうということなんですね。